自分の部屋をDIYで作っていく「ここち住まい」

最近、DIYという言葉を耳にする機会が増えてきました。けれども、DIYってどういう意味?という人もまだまだ多いはず。

photo by 伊藤菜衣子(暮らしかた冒険家)
photo by 伊藤菜衣子(暮らしかた冒険家

Do It Yourself

DIYは、DO It Yourselfの略で、「自らの手でやれ!」というのが直訳。

日本では、日曜大工の意味でよく使われているけれど、そんながっつりガテン系なことではなく、専門家やプロに任せたり、既製品をお金を出して買うのではなく、自分でできることは自分でやってみよう!というのが本来の意味です。必ずしもお家に手を入れることのみを意味するのではなく、暮らしにまつわるあらゆることを自分でやってみる、ということです。今まで他人事であったことを自分事にしてみよう、ということなのかも。

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インターネットの発達により、仕事によっては好きなところに住みながら自分のペースで仕事ができるようになったり、原状回復義務のない賃貸物件や初心者でも扱いやすい材料なども増え、住まいかたも多様化し、自分らしい暮らしがしたい方への受け皿も増えてきました。お金をかけて大々的にリフォームやリノベーションをするのも良いですが、あまりお金をかけずにお家のなかの不満をDIYによって少し変えてあげるだけで、パッとお家の中が明るくなったりするものです。そんな小さな革命が豊かな暮らしへの第一歩となるかもしれません。

そこで、住まいをちょこっと豊かにしてくれるDIYの方法や、DIYのある暮らしによってここちの良い住まいを模索する人たちなど、住まいにまつわる面白いモノ、コト、ヒトを北海道から発信していきます!

吉崎祐季ってどんな人?

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札幌出身。東京の文系大学へ進学し、在学中は、英語とスペイン語を学びながら一年かけて約20カ国を旅する。世界の住まいの自由さ目の当たりにし、日本の住まいはもっとよくなるはず、と住の道へ進むことを決意。設計事務所や不動産会社勤務を経て、Uターンを機にインテリアデザイナーとして独立。DIYワークショップ『BASE project』などでDIYのある暮らしの豊かさを実践し広める活動をしながら、岩見沢市の美流渡(ミルト)に拠点を移し、まちおこしにも携わっている。