髪も顔も手もこれでOK。天然成分のドライシャンプー「AN」earth garden “夏”に出店

フェスに行くと、ちょっと困るのがお風呂。キャンプ場周辺にお風呂があったとしても混雑して入れず、いい具合に酔っ払ってるから待つのが辛い。当然、車で移動してなんて無理。からだふき用のシートを買って体は我慢するとして、問題は頭。汗や砂や雨でベタベタ。帽子をかぶっていることも多いし、夜にはなかなか気持ちが悪い状態になっている。

男性なら、場内の水道でバァーっと水を被るのもありだが、(実際、僕はそれで済ます場合が多い)女性はそうはいかないだろう。寒い時期だとそもそも水も被りたくない。

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そういうときに使えるアイテムとしてドライシャンプーというものをメーカー各社が出している。水を使わなくてもタオルなどで拭き取ればOK!というものだ。しかし、これがまた良いものがない。匂いがきついものや、結局水で流さないと気持ち悪さが残ってしまうもの…使ったところで良かったのか、悪かったのか、という状況。オーガニック派にとっては、合成界面活性剤もちょっとなぁ…と。

今回紹介したいのは「AN」というドライシャンプー。合成洗剤も合成界面活性剤も未使用で、成分は植物性。殺菌効果もある。ANという名称も、成分として配合しているアムラ(amla)エキスとニーム(neeem)エキス(ともにアーユルベーダの3大ハーブと呼ばれている)の頭文字をとっている。

商品を開発した大阪の美容院「bo:rl」代表の井上光昭さんにお話を聞いた。

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「商品を開発するきっかけは東日本大震災でした。避難所でのドライシャンプーの評判が悪かったんです。匂いがきついし、拭き取りに多くの水が必要になる、界面活性剤も入っているし。泡のものは泡が残っている気がして気持ち悪い。残っても問題はないんですが。ジェル状っていうのは、僕らが行き着いたひとつの答えです。」

実際に使用してみると、ジェル状の良さが分かる。頭全体に行き渡るが、垂れてくる感覚は少ない。天然成分の自然な香りも良いし、長持ちする。1日遊んだあとも、爽快な気分で寝ることができる。

災害時はともかく、キャンプやフェスの場で少量でも水が使えるなら、より快適だ。はじめはANを使って頭全体をマッサージし、そのあとコップいっぱいでもいいので頭皮に水をかけてさらにマッサージ。そして、タオルで拭き取る。ANで顔も洗うのがオススメだ。殺菌効果もあるので、手を洗うのにもいい。
これを一本、キャンプやフェスに持っていくと、非常に便利。今年の春フェス、夏フェスでぜひ使ってみてほしい。

ドライシャンプー「AN」は
earth garden “夏” 2017に出店
http://www.earth-garden.jp/event/eg-2017-summer/