あなたにとってアースガーデンってなんですか?<出店 Yumtso>

earth garden “冬” 2021 開催中止のお知らせ

これまで「earth garden “冬”」の開催に向けてあらゆる可能性を模索してきましたが、開催中止のお知らせをしなくてはなりません。

緊急事態宣言発令を受け、代々木公園を管理する東京都東部公園緑地事務所より「期間中は、都立公園におけるイベントは原則中止又は延期とし、主催者に要請する」との連絡が来ました。その後も粘り強く調整してまいりましたが、断念せざるを得ないという結論となりました。

earth garden “冬”の開催発表にあたっては、そもそも開催するべきなのか、そうでないのか、社内でもさまざまな意見があり、開催自体を迷うこともありました。悩みつつたどり着いた開催決定から二ヶ月、開催が叶わず、本当に悔しい気持ちです。

ご出店やご出演に手をあげてくださったみなさん、開催を心待ちにしていた参加者のみなさんの存在は、とても嬉しく、心強く感じました。

スタッフ一同、御礼申し上げます。

http://www.earth-garden.jp/festival/70101/

イベントearthgardenは、主催団体アースガーデンだけではなく、ボランティアスタッフやたくさんの出店者のみなさん、外部の制作チームとともに作り上げています。

今回はその中から、長くearthgardenに出店しているYumtsoの藤崎さんへのインタビューです。

Yumtso(ユムツォ)藤崎さん
学芸大学にて小さなお店をやりながら、ネパールとタイ北部で制作活動中。
やさしく着心地のいい草木染の服と、ほっこりする雑貨を作っています。

Q1. 藤崎さんにとってアースガーデンはどういう場所ですか?

私にとってアースガーデンは、年間スケジュールの最初に書き込むくらい、生活の一部です。2006年にYumtsoを始めて以来、アースガーデンには毎年出店しています。しかし、2020年はコロナの影響で、1月のearth garden ”冬”を最後に、夏まで一切出店できず、今まで当たり前のように会っていた出店仲間やお客様と会えない日々が続きました。

そんな状況が変わったのは、9月に開催されたハイライフ八ヶ岳でした。少し迷ったものの、いつもの出店仲間とアースガーデンスタッフと一緒ならきっと悔いのない開催になるだろうと、最終的には明るい気持ちで出店を迎えました。久しぶりに再会するアースガーデン関係者やアースガーデンの開催をサポートするボランティアの方々、ライブ再開に涙するアーティスト、そして出店仲間と顔なじみのお客様…リアルに対面できた喜びは一生忘れられません。そしてあの大変な時期に開催を決意したアースガーデンチームには、本当に感謝してもしきれません。主催側の開催までの苦労や迷いなど想像しただけでも涙がでそう…。私の出店人生で一番の思い出です。

Q2. earth gardenへ出店をはじめたきっかけを教えてください。

2006年にYumtsoという名前でモノ作りを始めて、最初は実店舗をオープンするつもりでした。物件を探している時に、以前から来場者として遊びに行っていたアースディ東京に出店してみると、想像以上にたくさんのお客様が来てもらうことができました。それ以来、さまざまな場所で出店しています。楽しいこともつらいことも、いろいろな経験を積み、たくさん学び、今では「こんなにいろいろなタイプの方々と出会えるおもしろい場所はない」とイベント出店の魅力にはまっています。

今では小さな実店舗もありますが、お店を構えて人がくるのを毎日待つよりも、人が集まるところに行きその日だけその日の為にお店を作るほうが性に合っていると感じています。腰を痛めたり、年々体力の衰えたりするので、苦労はありますが、こんなにやりがいのある楽しいことは、私には思いあたりません。だからこそ、14年間もイベント出店を続けてられているのだと思います。

Q3.コロナ禍の2020年はイベントが少ない1年でしたが、どんな年でしたか?また、どのようにお過ごしでしたか?

こんな状況になるなんて、想像もしていませんでした。出店場所だけが自分の居場所だと思い込み、このままYumtsoは終わるのか・・・と考えたり、悩んだりしました。

大好きなタイとネパールに行って、現地の方と一緒にワクワクしながらモノづくりをすることが何より好きなので、海外に行けなくなったからといって遠隔オーダーする気にもなれませんでした。行けないなら、行けるような状況になるまで、イベント出店できる日まで、ワクワクを持ち続けよう、と考え、2020年は自分だけもの作りを続けることにしました。空き時間を見つけては、夜な夜な布を切ったり、組み合わせたり、手縫いしたり、ミシン作業したり、久しぶりに手作りに没頭できる時間を過ごしました。この10年、子育てをしながら毎日かけ抜けてきたので、久しぶりにYumtsoの初心に戻ることができました。

Q4. 商品を売るために新しくチャレンジしたことはありますか?

ついに、オンラインストアをオープンしたことです。遅いですよね(笑)。今まで出店先で購入方法を聞かれても、はにかむ回答しかできなったのですが、Stay home期間を利用し、大のメカ音痴の私がパソコンと向き合いまいた。商品撮影、商品説明の文章作成なども含め、今まで逃げ続けてきたオンラインとまじめに向き合い、ついにオープンすることができました。

Q5. eg”冬”にご出店にあたって、メッセージをお願いします

とにかく寒い時期の開催ですが、実は毎年この冬の出店は、私にとってはとても楽しい出店です。寒かろうと、雪であろうと、強風であろうと、こじんまりとしたサイズ感のおかげで、出店者同士も距離が近く、和気あいあいおしゃべりしたり、いつもはゆっくりおしゃべりできないお客様とお話できたり。アースガーデンのスタッフやボランティアメンバーの方々ともおしゃべりできる、アットホーム感がいいのです。

正直今回はこのご時世、出店に迷いがないとは言えませんが、このアースガーデン冬の出店なくしては、わたしの2021年は始まらない!という気持ちです。

Yumtso(ユムツォ)
学芸大学にて小さなお店をやりながら、ネパールとタイ北部で制作活動中。
やさしく着心地のいい草木染の服と、ほっこりする雑貨を作っています。
店舗:〒152-0001 目黒区中央町2-21-11-1F Hair Del Mar内


earth garden “冬” 2021