オリーブの木は平和の象徴。募金をしてパレスチナにオリーブの木を植えよう!

オリーブの原産地は地中海地方で、パレスチナにも樹齢数百年といわれる大木があります。オリーブの木は痩せた土壌でも実をつけるため、繁栄と幸福のシンボルであり、平和の象徴とされています。

しかしながら、パレスチナでは長く続く紛争で、パレスチナ人が代々受け継いで大切に育ててきたオリーブの木を切り倒されています。日本YWCAは現地のNGO「JAI」を支援して、破壊されたオリーブ畑にオリーブの苗木を植える活動を行っています。

*JAIはパレスチナYWCAと東エルサレムYMCAが共同で行っているNGOです。

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JAIのプログラムで日本からパレスチナのオリーブ畑を訪れた参加者の言葉です。

「パレスチナ人の温かさは、今でも忘れられません。

畑を管理するおじさんは『この土地はこれからどうなってしまうのだろう』と不安を抱いて、毎日を過ごしているそうです。話をしていると、広大なオリーブ畑の真ん中で、沸かしたての美味しいお茶が登場しました。やさしい歓迎の意を感じました。

プログラムの合間のお茶の時間に、パレスチナ人の女性たちと繰り広げた女子トーク。置かれた立場や環境が違っても、これは世界共通の元気の源です。

私が出会ったパレスチナ人は「イスラエル人を追い出したいのではなく、共存する道を探したい」と何度も言っていました。そして、世界の人々に、日本の人々に、この現状を知ってほしい、一緒に考えてほしい、とも。

オリーブの木は、パレスチナ人の生活の糧として大切な資金源であり、食料です。この活動を支えることで、私たちが共に平和を求める仲間であることを伝えることができます。あの時出会った人たちが、安心して暮らせる土地となりますように。」

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YWCA(Young Women’s Christian Association)は、世界事務局をジュネーブにおく国際NGOで、国連の諮問機関です。1855年に英国で始まり、現在世界120あまりの国で、約2500万人の女性たちが活動しています。日本においては1905年の設立以来、100年以上にわたって、女性の社会参画を進め、人権や健康や環境が守られる平和な世界を実現するために、さまざまな社会貢献活動を展開しています。

日本YWCAは、JAI(パレスチナYWCAと東エルサレムYMCAが共同出資)が行っている、破壊されたオリーブ畑にオリーブの苗木を植える「オリーブの木キャンペーン」を支援しています。年間8000本のオリーブの苗木を植えることが目標です。世界中の人々がパレスチナの人々を勇気づけ、連帯し平和を創りだすために、このプロジェクトを支援しています。

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