それぞれのコミュニティが豊かにつながる2024年に── 年始挨拶 : #アースガーデン冬2024 新年会に向けて


それぞれのコミュニティが豊かにつながる2024年に
あらためて皆さんと出会い、一歩一歩を始めます

2024年も、どうぞよろしくお願いします。

色々なコミュニティの仲間たちが能登地震のサポートに動いている年の初めです。私たちも皆さんとあらためてつながる2024年にと、動き始めました。

代々木公園でのアースガーデンの開催を私たちは折々に「コミュニティ・フェス」と表現してきました。オーガニックな暮らしのヒントにマーケットで出会い、自然や未来を想い、音楽や交流から等身大の幸せを見つける。それぞれに出店者やグループ、出演者の豊かさがあり、定期的な開催でつながり続けてきた事と、公園という誰もが参加できる場だから「コミュニティ」と表現してきたと思います。

今、能登で交わる、それぞれのコミュニティ

お正月の能登地震から直ぐに、現地に支援に入る仲間が身近な地域の中で現れ、それと共に311震災からの繋がりで出来る後方支援も見えてきて、できることに動き続けてきました。私たちアースガーデンも参加する市民の場づくり「アースデイ東京」も支援窓口のポータルとして動きはじめています。

後方支援で、物資のアレンジや情報の確認整理をお手伝いしていると、自宅のパソコンとスマホでのやりとりの中からも、全国各地から人とグループが被災された皆さんの為に少しでもチカラになろうと動いている姿が浮き上がってきます。

東北や熊本の被災地の皆さんが能登を目指し、阪神大震災以来のベテラン達が先頭を切って重被災地で活躍し、私たちが石巻で一緒に動いた仲間が自治体地域の皆さんと動き出し、企業やメディアも自分たちのリソースで出来る事をと知恵を絞っています。

その一つ一つそれぞれのコミュニティのチカラを、能登の皆さんのために抽出して、複層的に折り重なりながら協力して動いていく様子が透けて見えてきます。

こうした感覚を持つのは今回、僕自身が住む東京都あきる野市を中心とした地域コミュニティからの支援にも関わり続けていることは大きいと思います。

日常的に地域で顔を合わせている顔ぶれが、能登で頑張ってくれている、そこで出会う皆さんの助けになる様子にLINEなどで触れることでも、地域から地域、コミュニティからコミュニティの直接的な交わりを近く感じることになります。

あらためて自分たちの豊かなコミュニティを

コミュニティって何なのか?
どういうことなのか?

人は1人では生きていけないと言い、コミュニティを共同体と表現する方もいます。

コミュニティはどこにでもあって

仕事、会社、プロジェクト、理想
お店、街、イベント、趣味
家族、マチ、地域、地方、国、地球

それぞれのコミュニティや共同体があって当たり前のものでもあります。

どこで、だれと、なにを、
たいせつに、暮らしていくのか

そんなことまで考えを広げながら、あらためて自分たちの豊かなコミュニティを育てたいと2024年最初の earth garden “冬” 新年会で皆さんと出会い、一歩一歩を始められるように願っています。


どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。

南兵衛@鈴木幸一