気持ちいい!楽しい!そして驚いた!!あきる野市・秋川クリーンナップ“森里川海”

2月23日(土)東京都あきる野市を流れる秋川の河原のゴミを拾う「秋川クリーンナップ“森里川海”」が開催されました。

今回は、私たちが主催している「あきる野ダイアローグ」の運営メンバーが声がけし合いながら、当地にあるレジャー施設「東京サマーランド」が地域貢献活動の一環として定期的に行っているリバークリーンと合同で開催されたもの。

大勢のサマーランド関係者の皆さんと、我ら「あきる野“森里川海”」チーム、さらには地元の漁協の皆さんまで合わせ、老若男女総勢約100名もの人たちが集まり、楽しく賑やかな開催となりました。

会場となったのは、東京サマーランド対岸の秋川の河原。約3kmほどにわたって、ゴミを拾っていきました。スタート時間の11:00までに、続々と会場に集まる人々。いつもは無意識に眺めている看板も、今日は大きな意味を持って目に入ってきます。

ブリーフィングを経て、いよいよクリーンナップスタート。大小の石が転がる河原は、予想に反してそれほどゴミは落ちていない…。ところが、川にかかる橋の橋桁付近は、大雨の際に流れ着いた大小様々なゴミでいっぱい! 

燃えるゴミはピンク、燃えないゴミはブルーの袋へ。橋桁付近には、劣化したブルーシートやビーチサンダル、キャンプチェアの残骸なども…。上流にキャンプ場やBBQ施設もあるため、こうしたアウトドア系のゴミも多数。

信じられない“大物”も続々!! クルマ関連のゴミがあるのは、昨年の大雨の際に被害を受けたもの!?

クルマのタイヤに、業務用冷蔵庫…大きなゴミを拾えるのは嬉しいような、困ったような…複雑な心境。

筆者も噂に聞いていたタイヤを発見!! 大物ゲットの喜び?と、どうやったらこれがゴミとして川に流れることになったのか困惑する気持ちと。

約2時間ほどの活動で集まったゴミたち。テーブルやクルマのフロントフェンダーまでありますね。細かいゴミでは、買い物袋や食品パッケージなどビニール系のほか、意外だったのがウェットティッシュが目についたこと。耐水性が高いのが仇となって、ゴミになりやすいんですね。

ゴミ拾いの後には、サマーランドさんが準備してくれた地元食材を使った豚汁&炊き込みご飯の振る舞いが。風の強い日だったので、あったかい食べ物が心身に沁みます〜。

食後のデザートとして、“森里川海”チームが用意した焼きマシュマロも。子供達だけでなく、大人の皆さんにも大好評でした!

記念の寄せ書きコーナー。みんな楽しんで、気持ち良く参加したのがよくわかります。

サマーランドのスタッフさんに協力してもらって、記念撮影。

今回のような取り組みをもっともっと続けることで、地域での交流も進み、川や地域環境が改善される。しかも、この川が海へと続いているように、流域間の交流にさえ広がっていく…そんな想いとともに、楽しい催しは終了しました。

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