長野県野尻湖畔で、悠々自適に大自然を満喫<東京YWCAのオーガナイズド・キャンプ>

朝日と鳥の声で目覚め、夜は満点の星を眺める。そんな生活をしてみませんか?東京YWCAでは、長野県野尻湖畔の半島1つ、4万5千坪のキャンプ場でキャンプを行っています。毎年夏、「ただいまー」と多くの子どもたちが帰ってきます。

第1回野尻キャンプは、87年前、1931年に実施されました。カナダから来ていたエマ・カフマン女史が日本全国を訪ね歩き、理想とする場所にキャンプ場を拓いたのが1932年のこと。日本の女性と子どもが、北米で実施しているようなキャンプを体験して成長するように、という強い思いから始まりました。キャンプ場にあるメインとなるホールは1932年創始時の建築で、現在も大切に使っています。今では、親子や男の子を含め様々なキャンプを展開しています。

s_メインホール1932年

キャンプのパイオニア、東京YWCAが実施している「オーガナイズド・キャンプ(Organized Camp)」とは、大自然の中で、トレーニングをうけたリーダーと一緒に、子どもたちが協力して生活をするキャンプです。そこから創造的で教育的な体験が生まれていきます。少し紹介しましょう。

キャビン

テントではなくて、森の中に点在する常設のキャビンでの生活。夜はランプを灯します。

s_キャビン

選択プログラム

野尻湖での水泳、アーチェリー、ボート、カヌー、クラフト、自然散策など、キャンパーが自分のやりたいプログラムを選んで毎日体験します。キャンプ場の外にハイキングに行ったりもします。

s_アーチェリー

デューティー

一人ひとりが誰かの役にたつ働きです。食事の配膳、お皿洗い、シャワー室やトイレの掃除など、キャンパーが協力して全部自分たちで担っています。

キャンプソング

毎日の生活にはキャンプソングが欠かせません。旗揚げの歌から始まり、いただきます、おやすみなさい、歌と共に生活があります。お皿洗いをしながら、カヌーを漕ぎながら、自然と歌を口ずさみ、皆で声を合わせることで力も湧いてきます。

s_おやすみなさい

お食事

調理専門のスタッフが3食用意します。プログラムの活動量と栄養を考えて、地元信濃町の美味しい野菜をふんだんに使って作っています。美味しいお食事も自慢です。

クロージングファイアー

最後の夜、小さく焚いたファイアーを囲んで、一人ひとりがキャンプの思い出を語り、松ぼっくりを火にくべます。最後は全員と握手をして、再会を誓い合います。

ガールズキャンプ

キャンパーがやりたいことを提案してリーダーと一緒にプログラムを作っていきます。通常のキャンププログラムの他、世界平和や環境を考える時間もあり、キャリアガイダンスにもつながります。女子だけの解放感で自分らしさを発揮し、また女子だけで何でもすることでさまざまなチカラが身に付くキャンプです。

キャンプリーダー

キャンプの楽しさを知りつくしたリーダーが子どもたちを待っています。それぞれの専門でプログラムを展開するリーダー。子どもと一緒に生活して活動を守るグループカウンセラー等々、皆が役割をもって子どもと接しています。

s_自然散策

2018年のサマーキャンプスケジュール

わいわいキャンプ

対象:年長~小学校2年生男女
日程:8月4日(土)~7日(火)<3泊4日>

小学生アドベンチャーキャンプ

対象:小学校3~6年生男女
日程:8月4日(土)~8日(水)<4泊5日>

中高生スーパーチャレンジ・ガールズキャンプ

対象:中高生女子
日程:8月8日(水)~15日(水)<7泊8日>

サバイバルキャンプ

対象:中高生男女
日程:8月15日(水)~18日(土)<3泊4日>

ファミリーキャンプ

対象:5才~小学生・保護者
日程:8月24日(金)~26日(日)<2泊3日>

カヌーキャンプ

対象:18才以上
日程:7月21日(土)~23日(月)<2泊3日>

s_ネイチャーゲーム

夏以外にも、春・秋・冬にも家族対象のキャンプを実施しています。日常とは離れた大自然の中で、リフレッシュしに来ませんか。

東京YWCAの野尻湖キャンプについての詳細・問い合わせ

WEB:http://www.tokyo.ywca.or.jp/child/camp/
TEL:03-3293-5466 (受付時間:10:00~18:00 土日・祝日を除く)
FAX:03-3293-5570
E-mail:petau@tokyo.ywca.or.jp