【レポート】2021年3月11日ピースオンアース “震災から10年の追悼” を終えて

ピースオンアース “震災から10年の追悼” のご報告です

ご縁ある皆さま、“震災から10年の追悼”を「311東日本大震災 市民のつどい」の市民とアーティストの輪によって執り行ったことをここにご報告させていただきます。

2021年3月11日午後

311東日本大震災から10年の刻はとても美しい一日でした。それはここに掲載させていただいた多くの写真からも、皆さまに伝わることと思います。

この10年の、東北被災地の皆さん、東京/関東の皆さん、日本全国の皆さん、それぞれの想いを祝福するかのような、本当に美しい一日でした。

13時のオープニングから「ウォン・ウィンツァン with Yae」へ

開催のオープニングにパーカッションを響かせた辻コースケさんの演奏に続き、ウォン・ウィンツァンさんの美しいピアノと共に、Yaeさんの深い声がどこまでも響くかのような小一時間、午後の美しい太陽の光が私たちの刻を祝福してくれました。

オンライン開催ではありましたが、会場には出演者スタッフ、毎年の開催をご支援いただいている関係者など数十名が集い見守っていただきました。

また、会場のフェンスの外から見守る皆さんの姿もあり、コロナ禍の中での困難な開催に心を寄せていただきました。ありがとうございました。

開催シンボルとなった樹齢250年の「年輪樹」が見守ってくれる中で、トークプログラムが音楽ライブに差し込む流れが続きました。そんな中で

「100年の森づくり」野口理佐子(C.W.ニコル・アファンの森財団) / 青木亮輔(東京チェンソーズ)

がおこなわれ、年輪樹を提供していただいた、青木亮輔さんが東京の西端の檜原村で進める、若者たちとの次世代の森づくりのお話しが、故C.W.ニコルさんが半生40年をかけた信州黒姫の「アファンの森」の森づくりの、野口理佐子さんのお話しと共鳴する一刻でした。

そしていよいよ311東日本大震災から丸10年の刻に1時間を切った14時、

加藤登紀子さんのライブがスタート

10年前から今に至る東北被災地とその地域の方々への想い、福島第一原発事故と日本という国家による、弱き者への理不尽な仕打ちへの想い、そして東京と日本全国で暮らし続ける私たちとの想い、多くの人々の想いを包みこむような、大きな母を感じさせる音楽と言葉の刻でした。

オンライン開催に加え、朝日新聞、産経新聞、毎日新聞、AP通信、時事通信、AFP通信社、ロイターなど多くのマスコミが、取材とその後の掲載をして下さいました。

そして、

2021年3月11日14時46分「震災から10年の黙祷」

の刻を、出演登壇者とオンライン参加の皆さんと共にしました。

会場の柵の外にも、黙祷を共にしてくださる皆さんの姿も多くあり、コロナ禍の中での開催に、とても心強く感じる姿でした。

ありがとうございました。

セレモニーの後には

「未来へのつどいアースデイ今年も」

と題してのトークプログラムをYae、河野竜二(アースデイ東京事務局長)、谷崎テトラ(アースデイ東京ファウンダー)の皆さんとおこない、4月17日ー4月22日アースデイにおこなわれるアメリカ大統領バイデンさん呼びかけによる、気候変動サミットへ、この地球に生きる私たちのムーブメントがここから続いていくことを確認しました。

さらに未来へ向けてのLIVEプログラムが続きます

佐藤タイジLIVE

Yae&勝井祐二

オオヤユウスケ、勝井祐二&辻コースケ

とても美しく穏やかで刻に激しい、午後の終わりのエンディングに相応しい演奏で美しい一日を締めくくりました。

この様子は是非、YouTube配信アーカイブでご確認ください

写真:須古恵
美術:GreenbecksCANDLE キャンドルアーティスト Masa
配信:ひだまり通信社
音響:PeapleSoundDesign
設営協力:三和舞台
開催事務局:アースガーデン


朝日新聞、産経新聞、毎日新聞、AP通信、時事通信、AFP通信社、ロイターなど
マスコミ多数にも取材いただき、掲載していただきました。

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASP3C6WMYP3CUTIL00X.html

東京中日スポーツWEBニュース
https://www.chunichi.co.jp/article/216365?rct=entertainment

こうした反響にもチカラをいただき、引き続き、世界で250万人以上が亡くなり(2021年3月時点)、私たちが現在も翻弄され続けるコロナ禍の中でも何ができるのかを、市民とアーティストの輪の中で模索し、進んでいきたいと願っております。
どうぞよろしくお願いいたします。