【2/26 Natural High!プレイベント出演】東田トモヒロ&Leyonaインタビュー(フリーペーパーearth garden最新号)

【2人が出演するNatural High!のプレイベントももうすぐ】

東田トモヒロLeyona インタビュー
2人の声で始まる新しい旅、男と女だから生まれる新しいグルーヴ!新しいライフスタイル!!

Natural High!をきっかけに、ドラマー沼澤尚と新ユニットを組んだ2人が
2012年開催のプレイベントに登場!2人の絶妙の掛け合いで、大いに盛り上がる最高に楽しいインタビューでした!

==================================

Natural High!プレイベント情報はこちら
==================================

Leyona:東田くんと沼澤さんと3人でやることになったのは、自然な流れで、沼澤さんと東田くんが春のNatural High!で一緒にやって始まったっていうか。元々、私は沼澤さんとやっていたし。沼澤さんも一緒に対バンの話があって、それぞれでやるぐらいなら、一緒にしちゃおう!っていう感じで。

東田:ジェイムス・テイラーとキャロル・キングみたいなイメージでね。それで、加計呂麻島島、奄美、長崎と九州の島巡りツアーがまずあって、イイ感触だったんですよ。

Leyona:3人でやると、かまえる感じは全然なくて。言葉にしなくても感覚的に解け合っていけるのがわかっている人たちだから。

東田:彼女が、女だからですよね。男性のミュージシャンだったら、どっちが最後しめる感じになるか?とかねつい張り合っちゃうって言うか。彼女は女だから、女性が輝いてこそだから。

Leyona:言ってくれますね(笑/かなり嬉しそうに)

東田:ライブでバコンッ!っていって、お客さんがLeyona最高!ってなって初めて、オレも良かったっていうのが大前提にあるから。そこは男のオレの役割だから。

Leyona:3人でやると新しいカオスっていうか渦が生まれる感じがあって、沼澤さんと2人でやるのとはもう全然ちがう感じで。そこで自分が楽しませてもらいながら、さらにエキサイティングで。そういうのもお客さんに全部伝わるのが気持ちよくて。

東田:オレ、Leyonaと沼澤さんのノリの調整役みたいなところも、ちょっとあって(笑)

Leyona:あ、それはスイマセン(笑)

東田:2人とも、オレにない全然違う経験しているから。沼澤さんはロスでも長く活動してオレ達が生まれる前から歌っていたような凄い人たちともやってきた人だし。Leyonaは女性として全然違う経験してきていて。オレはその間で旅させてもらうだけって言うか。そこでLeyonaと一緒に作った新しい歌もできてきて、お客さんがどんなふうに反応してくれるのか?ホントにスリリングで新しい経験で。

東田:Leyonaと沼澤さんと、レコーディングもしたいよね。オレ、実はもう曲もできててさ。Leyonaのパートの詞を空けてあるんだよね、虫食いみたいに。ちゃんと男女の掛け合いの歌にしたいんだよね。

Leyona:えー、どんな感じ、聞きたい!ギターあるから弾いて!!

(ここからしばらく2人の即興セッションが始まって、聴き入る取材陣。贅沢な時間でした。)

ーーー

311震災の後の2人はどんな感じなの?

東田:震災のあと、何ができるだろうか?って突き詰めて考えていって、大きく踏み出そうって思ったのは、自給自足がしたいってことで。
こないだ田中優さんとイベントやって、石油とか水の取り合いで戦争になっているのは、つまり国が個人が自給自足できていないからなんだなって、思ったのオレは。だから田んぼ畑をやって、ちょっとでも自給自足に近づきたいなって。それでまず、山を手に入れたんだよね。熊本のウチの隣の山なんだけどね、畑があって土手があって下に川が流れていて、ため池もあるみたいな土地で。子どもの頃は田んぼもやっていたのに今は荒れ放題になっていたところを、買いたいと思って相談したら、くれるって。

Leyona:えー、凄いねえ!(笑)

東田:そう、その山を切り拓くのに刈り取った竹が大量にあって、それでこれからは竹炭を焼こうと思って、小さな炭焼き窯作ったりして。Leyonaが来た時うちの庭でそうめん流した竹、オレ全部切ったからね(笑)。

Leyona:夏休みで行った時ね。

東田:Leyonaはバリ島でオイルマッサージの資格取ったって?

Leyona:別にお金取って本職にしようってワケじゃないんだけど(笑)。大人になると人から何か教わることもあんまりないから良い機会だなと思って。

東田:オレもこないだ、うちに薪ストーブつけるのに壁に穴を空けたりとか。大工さんに来てもらって教わったよ。

Leyona:いや、そー言うのじゃなくて(笑)。自分がマッサージしてもらうのが大好きで、マッサージ氏のおばちゃんの世間話を聞くのも好きだったりして。その気持ちよさが行き来するイイ感じを、与える側にもなってみたくて、バリ島でオイルマッサージの資格取れるって話は知っていたんだけど、サーフィンしに行ってたら、気がついたらね。

Natural High!はできるだけミュージシャンにも、ワークショップやトークプログラムをしてもらえるようにいつも頼んでいるんだよね。バンガロー1つあげるから、Leyonaのマッサージと一緒に東田くんも何かやろうよ!

東田:オレ、竹切りワークショップならできますよ。1本100キロぐらいあるでっかい竹、一本づつ切って運んでますから(笑)。

ーーー
と言うわけで、話は新しいユニットから新曲のプラン、そして2人の新しいライフスタイルまで縦横無尽。もの凄く楽しいインタビューになりました。どちらかと言うと寡黙な印象の東田くんがLeyonaと一緒だと本当に良く喋るのが印象的で、きっと彼にとっても新しい可能性に心開かれる流れなのでしょう。まずは2月のツアーで、楽しませてもらいましょう!!

=========================================

Natural High!プレイベント
Natural High!的、田舎暮らしのススメ2012年2月26日(日)17時開場
@代官山 晴れたら空に豆まいて
前売3000yen 当日3500yen
【出演】TRI-ARITIST-SESSION 東田トモヒロ × Leyona × 沼澤尚
東田トモヒロ、Leyonaという日本屈指のROCKできるシンガーソングライターと
世界レベルのドラマー沼澤尚によるセッションユニット
ドラムとギター&ボーカルのみという自由度の高い編成から繰り出されるグルーブ!
そして、そんなシンプルな音をバックに、歌で人を引きつけてやまないシンガーソングライター
2人によるボーカルハーモニーで、バンドサウンドでは味わえない新たな世界を提示する。

ーーーーー

青谷明日香

秋田県生まれ秋田県育ち。現在は東京在住。
2003年に和風レゲエバンド『minjah』を旗揚げし、全国津々浦々でライブ活動を展開
並行して2006年よりピアノ弾き語り活動を始める。
2009年にバンド活動休止し、それ以降はソロに専念。

2011年1月にネパールにて海外初公演。
4月に毎年10万人が集まる『Earthday Tokyo 2011』、
代々木公園ステージにて弾き語り演奏。大きな反響を呼ぶ。
2011年7月FUJIROCKFESTIVAL’11出演。

心の隙間に問いかける、懐かしい情景を歌い紡ぐ。

ーーーーー

音更

タッピングやスラップ、ボディ・ヒットなど、様々なテクニックを駆使した ロック・テイスト溢れる演奏を武器とするアコースティック・ギタリスト。 「音更(おとふけ)」の名の通り、「音が更ける(深まる)」 というその世界観を ギター一本で表現する。 近年は、パリの音楽フェスティバル「Fe de la musique」、 ドイツ・オルデンブルク大学でコンサートを行い高い評価を得るなど、 活動の幅を世界へ広げている。 2008年には24時間音を出す事が出来る環境を求めて、高尾の山中 築200年の古民家に移り住み、田舎暮らしを営みながら制作活動を行いつつ、 ライブ活動は新宿に拠点を置き、 都市の多様な価値観やダイナミズムと、山中の生活に根差したリアル、 時に矛盾する両者を見つめ、追い求めながら創作活動を行っている。

ーーーーー

シェルパ斉藤 × 南兵衛@鈴木幸一

シェルパ斉藤
揚子江をゴムボートで下ったのがきっかけでフリーランスのライターとしてデビュー。
「シェルパ斉藤」のペンネームで、現在『BE-PAL』『レトリーバー』『夢の丸太小屋に暮らす』
『PEAKS』『バイシクルナビ』『フィールドライフ』などの雑誌に連載を持つ。
収入を得るうえでの職業としては著述業だが、肩書きは「バックパッカー」を使うことが多い。
ふたりの息子と妻、2頭のレトリーバー(サンポ、トッポ)、そして猫のジッポとポノともに田舎暮らしを楽しみつつも、旅に明け暮れている。

南兵衛@鈴木幸一
20歳前後の4年間を日本全国と南米への旅、そして農業で過ごす。
90年代お茶の水GAIA創業に参加の後、2000年前後からはイベントを中心とした企画制作オフィス「アースガーデン」代表に主軸を移す。 2001年からのアースデイ東京立ち上げには中核として関わり、10万人以上を集める場づくりを実現。
フジロックフェスティバル、ap bank fes.、渚ミュージックフェスティバル、メタモル フォーゼ、等々の野外フェスティバルの企画制作に関わり続け、 若者を中心としたカルチャー、ライフスタイルと、自然、地球の文化を結ぶ活動を続けている。また、文筆方面でも著書「フェスティバル・ライフ」などを上梓、活動している。