野外ライブの開放と「#ライブフォレストフェス」の成長、400人の“親密な人の輪”が広げる新しいコミュニティ

11/14開催の「森と川と焚火の音楽祭 #ライブフォレストフェス」は5月の配信トライアルのスタートから着々と人の輪を広げ、今回400人に迫る集いとなり、紅葉まっ盛りの中で盛大な焚き火達と共に賑やかな集まりとなりました。もちろん適度な距離感と気持ち良い秋風と共に(笑)。

12/3、アーカイブ映像公開!

当日のライブ映像は12月3日(木)より無料公開予定です。詳細は後日!

この「ライブフォレスト」の場づくりは、コロナ禍の緊急事態宣言の中から野外ライブの配信という新しいトライアルで5月半ばにスタート、やがてどこよりも早く有観客ライブに段階的にトライしていく中で、「多摩あきがわLiveForest自然人村」という新しい音楽ライブ会場としての在り方を目指すようになりました。そんな中で、無我夢中で挑戦した夏フェス開催、そして秋には三浦大知やTHE SOLAR BUDOKANのオンラインLIVE収録会場としても、THE BAWDIES、竹原ピストル、Charといった錚々たるアーティストが出演。着実に音楽エンタメの世界にも認知が広がっています。

野外での音楽ライブの開放感と共に成長する「#ライブフォレストフェス」は、“親密な”人の輪が400人近くまで広がる新しいコミュニティの姿を現し始めました

今回、有料入場者350人が集まる音楽ライブの場に成長し、関係者を含めて400人に迫る場になり、出演者、お客さん、地元地域の出店などの皆さんの出会い集う喜びが広がる充実の開催だったことを報告させてもらいます。
出演した、渋さ知らズオーケストラ、民謡クルセイダーズ、共に大人数バンドでしたが、久しぶりにステージと客席の交わるライブに、大きな喜びが広がる充実の演奏。コロナ禍の中での2020年に自ら区切りをつけるように、開放的な音の広がりが渦をまき、その場を動けないフロアーのイス席からの距離感を超えて、ステージと客席にはエネルギーの交流がおこっていました。

出演者を含めた地元地域の皆で創っていくフェスの場づくりが生んだ”親密さ”

またメインの渋さ知らズ&民クルをはじめ、地域にご縁深い出演者たちが揃った2ndステージとマーケットステージ、地域地元を中心にしたナチュラルな空気感のマーケット、串焼きやイノシシラーメンなどで皆が楽しんだフードコートまでが一緒になって、秋川溪谷あきる野という地域の魅力と人の輪を伝える一体感、コロナ禍の中で忘れかけていた「親密な人の輪」の心地よさが自然に生まれ、遠方からも集まってくれたお客さん皆さんまでが、その親密さを感じてくれていたのではないでしょうか。

今回のフェスの準備の中で毎週地元有志のミーティングを続けたのですが、皆のもっている地域の情報と知恵を集め、新しい仲間が現れてくる中で、着実に地域の豊かな文化資源と自然資源が集まり、より豊かなフードやマーケットにつながり、焚き火も普段とひと味違う木の根っこの切り株のトーチなど、新しい美術の姿にもつながりました。
ライブフォレストをきっかけに広がり加速する、秋川溪谷あきる野地域での人の輪と動きは、そのまま地域文化を育て、新しいコミュニティを育てる歩みに重なっていくように感じています。

ライブフォレストはウィズコロナの新しい音楽ライブの場へと

コロナ禍が続いている中で、森と川と交わる都心から近い、三密を避けて集える環境の素晴らしさが着実に拡がっているのを感じています。今回の開催で、現状のソーシャルディスタンスを踏まえても500人程度までは無理なく集客開催できる会場のポテンシャルを確認できました。来年に向けても、ウィズコロナの時代の新しい音楽とエンターテイメントの場として、様々な新しい楽しみ方の可能性を拡げていける手応えを感じています。

今後、都心から1時間の新しい野外ライブ会場「多摩あきがわLiveForest自然人村」として、来春の本格オープンに向けて準備が進んでいきます。コロナ禍の中で安心して音楽ライブを実施できるベニューとして、あきる野を中心とした西多摩地域の新しい文化の場として、2021年に向けてライブフォレストは着実に進んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします。

アースガーデン代表 鈴木幸一

 

野外だから安心して飲食を楽しめる、野外だから大きな焚き火、沢山の焚き火ができる、野外だから沢山のみんなと親密に集える、そういう安心感がライブフォレストの開催のベースにはあります。

今回はじめて設営した「リバー・ステージ」その名のとおり、出演者もお客さんも、みんなが川のせせらぎに向き合い、思い思いの聴き方と楽しみ方ができる、ライブフォレストならではの名物ステージになりそうです。

ライブフォレストから10分ほど歩いた「小さな美術館」でも、宮武弘&オマール・ゲンデファルのライブを実施、沢山の人が美術館の素晴らしい作品と空間と共に楽しんでくれました。

「小さな美術館」は昔NHKで放送された連続人形劇「プリンプリン物語」の美術造形を制作監督された友永詔三さんの私設美術館で、この30年以上にわたる見事な作品が展示されて圧巻です。当日はフェスのリストバンドで入場ができるようお気遣いただきました。ありがとうございます。

ライブフォレスト会場の入口広場でおこなわれた地元地域の皆さんのマーケットとステージも盛況でした。ここでも新しい地域文化が育ち始めています。次回は、あきる野で大変盛んな「お囃子」のグループの出演も実現させて、さらに地域色を拡げていきます。よろしくお願いします。

12/3、アーカイブ映像公開!

当日のライブ映像は12月3日(木)より無料公開予定です。詳細は後日!


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