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【感じる暮らし】人の心と痛みに寄り添うガーゼ<TAKEFU>の守り布シリーズ

みなさんは原料竹100%で出来た竹布<TAKEFU>をさわったことがあるでしょうか?まっすぐ天に伸びていく竹のイメージとはちがい、実はとってもふんわりしたやわらかい繊維です。すばらしい抗菌性を持ち、なんと男性にもうれしい消臭性もある布です。今回は、イベントearthgardenで毎回ご出店いただいています、その竹の布TAKEFUの代表の相田雅彦さんにお話を伺ってきました。

ガーゼは命を守る一枚の布

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私の手元には、PP袋にはいった小さなTAKEFUのガーゼ(1回分サイズ)が3パックあります。外で取りだしてみると太陽の光が優しく透けて、手触りもとても柔らかいガーゼです。

これは、イベント開催中にお店に伺い相田さんとお話をさせていただいた時に「このガーゼは特別でね、抗菌作用がすごいんですよ。もし田川さんがちょっとケガされたときに、これを持っていたら、そっと当てておいてあげると、とてもいいんですよ。」そう笑顔でおっしゃりながら手渡してもらったものです。

TAKEFUの代表の相田雅彦さん
TAKEFUの代表の相田雅彦さん

それを3つも。お互いイベント当日は忙しいものですから、それを「また持っていってくださいね〜」と3回手渡しで声をかけてくださるというのは、このガーゼへの情熱と、それを使うだろう人への愛情を感じて、私はいただく度に「すごいなぁ〜。」と思って、毎回頂いておりました。

そのガーゼに添えられた説明には、こう書かれています。(一部抜粋)

「人が最も痛み苦しむその時に、そっと傷に寄り添い、ただ快癒を祈る一枚のガーゼ」・・・ガーゼは命を守る一枚の布です。僅かではありますが、今日の大切な出会いの記念に、あなた様の緊急時の備えとして常にお持ちいただければ幸いです。

2001年に竹布の類い稀なる抗菌力が明らかとなってから、ガーゼ作りはTAKEFUの使命であると強く感じたのだと相田さんはおっしゃいました。

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震災後には、放射能被害をふせぐために東京に住む私たちも普段からマスクをして過ごしていた時期に、被災地の小学校などをまわり、子ども達にTAKEFUのマスクをもっていき、手渡しで配って歩いてらっしゃった、SNSで拝見したお姿を、この文章を読んでいて、思い出しました。

TAKEFUの3本柱とその願い

TAKEFUはアパレルも人気。
TAKEFUはアパレルも人気。

実は私の中で、相田さんが代表のTAKEFU の(株)ナファ生活研究所さんは、竹の布を使ったアパレルのメーカーさんであるのだとずっと長い間思ってきました。でも、数年前に、一般社団法 空飛ぶ竹ガーゼ社を立ち上げられ、ガーゼの販売を始めらたときに、改めて、ナファ生活研究所の『研究所』の言葉の意味などが少しづつ分かってきたような気がしていました。

改めて、今回お話を伺ってみて、

1、基本となる布巾などの<雑貨>
2、下着などの<アパレル>
3、抗菌ガーゼの<医療>分野

3つを柱にした、大きな意味で“癒し”をテーマにしたメーカーであり、活動団体であるのだと分かり、今TAKEFUの全貌が見えた気がしています。

〜詳しく、ここまでの歴史や想いを知りたい方は、TAKEFUのウェブサイト<「河の流れのように」—TAKEFU(竹布)製品開発の軌跡—>をご覧ください。相田さんのお話、とても興味深く読ませていただきました。

竹林で寝転がる

大きく育つ竹
大きく育つ竹

このTAKEFUのガーゼ工場ですが、いざガーゼを作ろうと思ったときに、実は日本にはガーゼ工場がすでに1件もなくなっていたそうです。それを竹布ガーゼを織る工場として、平成23年に復活されたのだそうです。

そして、原料はどこの竹かというと、それは中国の四川省や雲南省。中国の少数民族が地元政府の補助金などの支援を受けながら、なんと東京ドーム1万個分の広大な竹林に育成林が拡がっているそうなのです。山の手線内だとすると、約8個分の広さだと教えていただきびっくり!

その原料工場に相田さんたちは2年に1度行くそうなのですが、車で1時間走っても景色の変わらないその竹林の中で、相田さんが地面に寝転がったときのお話をしてくださいました。

「地球ができてから一度も農薬をまかれたことがない竹の林に転がっていると、横になった自分の身体から根がす〜っと生えて、人間という感覚が消えてなくなるような気分になるんです。」

そのお話から、その竹林がいかにパワフルな土地であるかを想像することができました。

そして、中国の田舎の少数民族の方たちが、「自分たちが見守るこの竹が、ガーゼになって、誰かのケガや治療に役立つというのなら是非竹を育てていきたい。」と、誇りをもって仕事をされているということも教えていただきました。

TAKEFUの守り布シリーズ<筒状ガーゼ>と<ガーゼ手袋>

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<筒状ガーゼ>と<ガーゼ手袋>を取材にいって実際に筒状になっているガーゼを体験してきたのですが、長さは5mあって自分の都合のいい長さにカットして使うのですが、筒の太さが4cm(SSサイズ)から12cm(Lサイズ)まであって、さらに良く伸びるので、腕にも足にも、赤ちゃんから大人まで使えて、とても面白くて便利だと驚きました。すでに導入されている病院もあるのだそうです。<ガーゼ手袋>も、ベビーから大人まであります。

もともとTAKEFUは、アトピー性皮膚炎の方の口コミから広がってきたそうです。夜中に痒みで、肌を掻きむしってしまう方のつらさに寄り添うような気持ちで製品作りをされているとこのこと。

使う人に対する“想像力”、これはすばらしいモノ作りをしている方たちに共通の力であり、【TAKEFU】の本当の意味での優しさなのだと感じました。

アースガーデン“秋”にご出店決定!

さて、今回お話を伺ったTAKEFUですが、2017年10月28日(土)、 29日(日)に、代々木公園で開催のアースガーデン“秋”にご出店が決定しています。※雨天決行

是非今回ご紹介したガーゼたちをはじめ、いろいろな製品に触って、ホッとするような緩みを体験してみてください。

相田さんのお話を伺っていると、ここでは書けませんが、これからも新しい展開や計画が続々進行中で、とても楽しみです。みなさんもTAKEFUを体験してみてください!