姉妹でつくるからこそ生まれる!ステンドグラスと陶芸がMIXした「Art Craft Party」

名前はウィリアム・モリスの「アーツ・アンド・クラフツ運動」から取ったそう。ヴィクトリア朝の時代、産業革命の結果として大量生産による安価で粗悪な商品があふれていた状況を批判して、手仕事に帰ろうと主張した運動だ。

Art Craft Partyは、姉の香草さんはステンドグラスを、妹の美鈴さんは陶芸をそれぞれ作る姉妹クラフトチーム。

姉妹でつくるからこそ生まれるオリジナリティ
Art Craft Party 三田香草/美鈴

それぞれにモノづくりのキッカケを聞いた。

香草さん「ステンドグラスの前はお花屋さんで仕事をしていました。組み合わせて新しいものを作るのが好きなんだと思います。」

美鈴さん「実は、陶芸家になることが小学校からの夢だったんです。専門学校に通ったり、講師として陶芸を教えながら、それを叶えました。」

Art Craft Partyでは、2つの異なるジャンルのコラボレーションがポジティブに働いている。姉妹でやっているだけあって、商品は違うけどテイストが合うのだ。隣に並べても違和感が無いから、陶芸好きの人がステンドグラスを買ってくれたり、その逆もあったり。一人でやるよりも多くのお客さんに知ってもらえる。

また、自分のジャンルだけやっているとそのジャンルの当たり前から抜け出せなくなってしまう。そんな時、相手の一言で固定観念に気づき、視野が広がる。

香草さんのステンドグラスは、ガラスだけでなく、石や針金との組み合わせが美しい。また美鈴さんの陶芸は、陶芸では珍しく青や紫の色合いが目を引く。2人の感性が結びつき、独創的な世界を作る。女性ならではの、上品で繊細な作品に触れたい方はぜひArt Craft Partyのブースへ。