帰宅した後も長く余韻が残るような多幸感を。3年目のキャンプインフェス<THE CAMP BOOK>の挑戦

「多幸感」をテーマにしたTHE CAMP BOOKが今年も開催!PUFFY、在日ファンク、LITTLE TEMPO、HAWAIIAN6、SPECIAL OTHERS ACOUSTIC、前野健太、TOKYO No.1 SOUL SET、Mari kaneko Presents 5th Element Willなどが出演し、長野県の富士見高原リゾートで開催されます。

3回目となる今回のTHE CAMP BOOKは、どんな開催になるのでしょうか。代表の樋口大貴さんに見どころや、開催への思いを聞きました。

THE CAMP BOOKとは?

Be-In CAMPus=共に学び・共に遊ぼう
かっこいい音楽を聴きながら、大自然の中でゆったりと時間を過ごす。
オトナもコドモも、関係ない。
好きなように踊り、心から許せる仲間と笑う、
好きなだけ食べて、好きな時間に眠る。
 
みんなが子供に戻って、「最高の遊び」から、大切な何かを学ぶ。
そう、まるでCAMPusのような、音楽フェス。
 
THE CAMP BOOKのページに、家族や仲間との最高の思い出を書き込んで、
世界に一つしかない「本」を作ってください。

アーティストとTHE CAMP BOOKが共鳴し、最高の「多幸感」を

ー THE CAMP BOOKのアーティストリストを見ていると、いい意味で雑多と言うか「いわゆるキャンプフェス」感が薄いなぁと感じました。

そうですね。ロックとかヒップホップとかジャンルで区切ってもいないし、メジャーやインディーも気にしていないので、確かにいろんな人達がいるなぁという印象は与えるかもしれませんね。

ー SPECIAL OTHERS ACOUSTICやmabanuaはキャンプインフェスっぽさがあるけど、eastern youthや、OGRE YOU ASSHOLEはライブハウスなイメージもあるし、CAPTAIN VINYL(DJ NORI+MURO)の渋さも良いスパイスになっているなぁと思いました。どういう基準でアーティストへの声がけをしているんですか?

こんなこというと、ちょっと怒られちゃうかもしませんが、完璧に主観です(笑)。THE CAMP BOOKでライブしてくれたら最高だよねって、僕たち主催者が心の底から思えるアーティストさんを選んだらこうなりました、みたいな。チルな音楽も、ダンサブルな音楽もありますが、全てのライブが、THE CAMP BOOKと共鳴して、最高の「多幸感」を作り出せると思っています。

ー 「多幸感」がTHE CAMP BOOKのテーマですもんね。

そうですね。もしかすると、知らないアーティストさんがいるかもしれません。でも、ぜひライブを見てみてください。ここにしか生まれない多幸感にあふれているはずです。

「THE CAMP BOOK」という本のジャケ買い

ー 今は、SpotifyやApple Musicがあれば、自分の好みにあったアーティストをいくらでもオススメしてくれる。でもそれって、過去の自分が聞いてきた音楽の延長ですよね。誰かの強烈なオススメに身を委ねることで、自分一人では出会うことができない新しい発見に遭遇できるってことですよね。

そうなんですよ。正直な話、フェスを主催するのってすごく大変です。自分たちが本気で楽しめるものや、心の底からオススメできる空間を実現させる、みたいなワガママが原動力になっていたりします(笑)。

ー 分かります(笑)。

自分たちがやりたいことに真っ直ぐに進んだから「いわゆる」にはならないんです。いわゆるじゃないけど、絶対に他にはない「多幸感」を提供します。終わった後に、凄まじい余韻を残せるような。だから、僕たちを信じて、ぜひ遊びに来てほしいです。

ーあぁ、いいですね。それって、本を買う体験と同じだなって思うんです。本って最後まで読み終えてから買うことってないじゃないですか。つまり、中身を詳細に確認しないで買うということ。それでもなんで買うのかって言えば、筆者や出版社、その本をオススメしてくれている人、表紙から感じる雰囲気、そういったものを「信用」して買うんだと思うです。THE CAMP BOOKって名前の通り、THE CAMP BOOKって本から醸し出される「これはやばい感」みたいなものを素直に信用してほしいってことですよね

うん。まさしく、THE CAMP BOOKのジャケ買いですね。野外って、何が起きるか分からないじゃないですか。暑かったり、寒かったり、雨が降ったりと天候のこともあれば、朝焼けから星空まで変化する風景もあるし、キャンプならではのアクシデントがあったり。良いことも悪いこともあったりするけど、そこでしか起き得ない奇跡が起きると思うんです。そういった出会いを楽しんでほしいなって思っています。

ー 良いですね。新しい出会いを楽しみにしてほしいですね。

今回の会場全体のテーマを「異国情緒」にしました。日常を離れて、違う文化圏に行く。まるで飛行機に乗って外国に来たように、普段出会わないものを五感を使って経験できるような場所にしたいと思っています。僕たちの本業は内装屋ですから、会場のデコレーションにも自信がありますよ。うちの大工が採算度外視で、本気で作り込みます。

キャンプ泊・ホテル泊・日帰り・ボランティア…様々な楽しみ方

ー ちなみに…昨年は駐車場から会場までの激しすぎる坂に関して、SNSでプチ炎上してましたが…今年は大丈夫ですか?

その節は、本当に来場者の皆さんにご迷惑をおかけしました…。去年の会場も施設的には最高だったのですが、かなりきつい傾斜の坂で、想定以上にお客様にご迷惑をかける形になってしまいました。自分たちの読みが甘かったです。昨年を教訓に、今年はスムーズに荷物が運べることや、キャンプに対するホスピタリティを重視しています。場内の移動には、スキー場のリフトや回遊バスがあるので、それを使えます。

ー おぉ、よかった。スキー場を使えるということで、施設が充実していそうですね。

はい。場内には温泉施設がありますし、スキー場常設のトイレも豊富です。

ー キャンプサイトも充実していますか?

富士山が見れるサイト、南アルプスが見れるサイト、いろいろサイトによって違いがありますが、どれも眺望が素晴らしいです。キャンプサイトは芝なので、テントの設営もしやすいはずです。

ー いいですねぇ。THE CAMP BOOKは親子連れも多いですが、小さなお子さんを連れていて、キャンプが少し辛いという人は、外のホテル泊もありですか?

もちろん!今回は期間中の駐車場の出入りに時間の制限がありません。公式ウェブサイトでは、八ヶ岳のオススメ情報をいろいろ出しています。(近隣情報はこちら)会場から近い八ヶ岳エリアにはホテルがいろいろありますが、特にオススメなのは、星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳です。

ビックウェーブを楽しめる屋内プールやレストラン、カフェやショッピングができるピーマン通りと、宿泊はもちろん日帰りでも施設内を利用できます。THE CAMP BOOKとリゾナーレ八ヶ岳という贅沢な組み合わせも味わってみる価値、大アリだと思います。会場から車で10分程度なので、便利さもあります。THE CAMP BOOKの期間中はピーマン通りで「八ヶ岳アンブレラスカイ2019」を行っているようです。インスタ映えしますよ。

星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳 ピーマン通り
「八ヶ岳アンブレラスカイ2019」 (開催期間:6/1~7/7)
詳しくはこちら https://risonare.com/yatsugatake/

ー リゾナーレ八ヶ岳、ぜひ泊まってみたいなぁ。お客さんとして楽しむだけじゃ物足りない人は、ボランティアもありですね。

はい、絶賛募集中です。知らない人同士でひとつのものつくりあげる爽快感は、日常では味わえないものだと思います。キャンプ好き、フェス好きの仲間を増やしたいって人にも来てほしいですね。ステージを見る時間はちゃんとつくりますし、宿泊、食事はこちらで用意します。楽じゃないですが、やりがいはありますよ。仕事でイマイチやりがいを見いだせていない人、日常に物足りなさを感じている人、新しい仲間と出会いたい人、そんな人にぜひ参加してほしいです。非売品のスタッフTシャツも良いおみやげになるんじゃないかと。

昨年のスタッフTシャツ

ー ボランティアには、ボランティアでしか味わえない新しい発見があるでしょうね。3年目のTHE CAMP BOOK、どんなフェスになるか、今から楽しみですね。

出演

BASI
CAPTAIN VINYL(DJ NORI+MURO)
eastern youth
HAWAIIAN6
LITTLE TEMPO
mabanua
Mari kaneko Presents 5th Element Will
OGRE YOU ASSHOLE
OLEDICKFOGGY
PUFFY
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
TOKYO No.1 SOUL SET
TURTLE ISLAND
U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS
YonYon
折坂悠太(合奏)
カネコアヤノ
在日ファンク
タテタカコ
唾奇×HANG
藤原さくら
前野健太
柳家睦とラットボーンズ
and more…
(アルファベット、五十音順・敬称略)

券種及び金額

2日通し入場券+場内駐車券+キャンプ券:¥17,000~
2日通し入場券+常設テントセット券+専用駐車券:¥26,500~
6/8(土)入場券+場外駐車券:¥8,500~
6/9(日)入場券+場外駐車券:¥8,500~
2日通し入場券:¥12,000
6/8(土)入場券:¥7,000
6/9(日)入場券:¥7,000
キャンプ券:¥2,000
場外駐車場:¥2,000
(※金額は全て税込)

THE CAMP BOOK 2019

『THE CAMP BOOK 2019』は、自然と音楽の共鳴を楽しむほか、大自然の中で家族や仲間と協力し、自然から学ぶ、誰もが成長できる時間を提供します。その他、オトナもコドモも楽しめる、たくさんのワークショップやキッズスペース、各種イベントを用意し、楽しく学べる充実した時間を家族で体験できるキャンプインの野外フェスです。

日程:2019年6月8日(土)、9日(日)
※雨天決行/荒天中止
場所:長野県 富士見高原リゾート

THE CAMP BOOK
https://the-camp-book.com/