ゆっくり堂スタッフ兼ノンフィクションライターの高橋真樹さんが新しい本が刊行しました!『観光コースでないハワイ-「楽園」のもうひとつの姿』

ap bank fesも無事終了し、世間はそろそろ夏休みモードですね。海外旅行に行く人も多いことでしょう。海外旅行の定番である常夏のリゾート、ハワイのディープな魅力を伝える、『観光コースでないハワイ-「楽園」のもうひとつの姿』が刊行されました!著者はゆっくり堂スタッフ兼ノンフィクションライターの高橋真樹さん。そして、キーワードは「アロハ・アイナ!」(大地を愛そう)これを読んでハワイを深く深く味わってほしいです。

ゆっくり堂スタッフ兼ノンフィクションライターの高橋真樹さんが、『観光コースでないハワイ-「楽園」のもうひとつの姿』(高文研)を刊行しました

きらめく太陽と白い砂浜、そしてマリンスポーツ・・・「南国の楽園」ハワイは、長い間日本人にとってビーチリゾートの定番となってきました。でも、1000年以上ハワイで暮らしてきたハワイの先住民から見てみると、実はこの島々には、日本人が想像もできないような現実と、大地に育まれた豊かな知恵がたくさんあるのです。

リゾートのイメージとはまるで違うハワイのディープな魅力を伝える、『観光コースでないハワイ』では、「ハワイ先住民から見たら今のハワイはどう見えるか」というテーマで描かれています。ハワイでは歴史上、先住民がどのように扱われてきたか、そして「楽園」と呼ばれる現在のハワイでどう暮らし、何を大事にしているのかを取り上げています。

また、大規模な観光が生み出した問題や軍事基地の問題、あるいは現在ハワイで島を挙げて進められている遺伝子組み換えについても取り上げ、それに対して持続可能な暮らしを実現するために取り組む人たちを取材しました。オルタナティブツーリズム、エコツーリズム、基地反対活動家、地域の結びつきを取り戻そうとするファーマー、そして消えかけたハワイ語を取り戻した学校など、100名を越える方々にインタビューをしています。

ハワイに観光に行く日本の人にぜひ読んでもらいたいというだけでなく、3・11の震災後の日本をどうするかを考える意味でも、とても参考になるアイデアが数多く詰まった本です。ナマケモノ俱楽部のWEBショップでもとり扱っています。
http://namakemono.shop-pro.jp/?pid=32846246

(以下、本書「はじめに」より)
ハワイでは、旅行ガイドでは取り上げない出来事がたくさん起きている。貧困に苦しむ先住民族がいる。基地はいらないと声を挙げるグループがある。持続可能なエコツーリズムにチャレンジする人々や、次の世代のために種をまくファーマーもいる。彼らのように、様々な困難に直面しながらも、たくましく行動する人たちのことを知ってもらいたい。一人でも多くの人が「もうひとつのハワイ」と出会うきっかけがつくれたらいい、そんな風に考えてこの本を執筆した。皆さんとともに、ガイドブックには載らないハワイを巡る旅へと出かけてみたい。

◆◆各章のタイトル◆◆

Ⅰ章 先住ハワイアンから見たハワイ――アロハ・アイナのココロ
Ⅱ章 基地の島を歩く――太平洋のモンスター
Ⅲ章 観光大国のゆくえ――つくられたパラダイス
Ⅳ章 楽園の農場のヒミツ――疑惑のタネ
あとがき-ハワイは小さな地球

◆◆著者紹介:高橋真樹(たかはし・まさき)◆◆
ノンフィクションライター、編集者。第8回平和協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞。国際NGOピースボートのスタッフとして、世界60カ国以上を巡りながら、国際協力、難民支援などに携わってきた。現在は、様々なNGOとのネットワークを活かしながら、執筆を通じて世界の現実と「私たちにできること」を伝えている。著書に『イスラエル・パレスチナ 平和への架け橋』(高文研)、『紛争、貧困、環境破壊をなくすために世界の子どもたちが語る20のヒント』(合同出版)など。2008年から放送大学非常勤講師として「パレスチナ難民問題」の講義を担当。NGOナマケモノ俱楽部のつくった出版社「ゆっくり堂」(www.yukkurido.com)でも活動中。
★ブログ「しゃろーむ&さらーむ」http://ameblo.jp/marae